幸せの象徴である四つ葉のクローバーをくわえた青い鳥を、社名「ハッピーワーク」の頭文字hで表現しました。
障害者総合支援法では、「障害の有無にかかわらず、国民が相互に人格と個性を尊重し、安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与する」ことを目的として、障がい者福祉の施策を展開してきました。この考え方は、障害者総合支援法の前身が障害者自立支援法であったことからも、障がい者の自立を促す施策であることを示しています。
しかしながら、私どもハッピーワークでは、障がい者の自立を促す他にも大切なことがあるのではないかと考えています。それは、何より、働くこと、事業所に通うことを、楽しく感じてもらうことではないかということです。そのために、利用者一人ひとりの個性や長所を尊重することを大切にしてきました。
アメリカの小説家レイモンドチャンドラーの作品の中で、“強くなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない。”という言葉があります。障がい者は、決して強くはないかもしれません。傷つき、心を閉ざしてしまっている方も少なくありません。しかしながら、優しい心を持った方が多いということを、私どもは強く感じています。
だからこそ、あえて作業効率を求めるのではなく、いかに楽しくその作業に取り組めるか、ともに働く仲間を尊重し合い、いかに楽しい時間を過ごすことができるかに重きを置いて、“仲良く・楽しく”明るい雰囲気づくりに努めています。